ソフトバンク・近藤健介、通算100号本塁打を達成!打撃技術の進化がもたらした成果

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◆オリックス1―9ソフトバンク(8日、京セラドーム大阪) ソフトバンクの近藤健介外野手(31)が、プロ野球通算100号本塁打を達成した

これは、試合の3回に1死満塁の場面で打たれた右越えの3号満塁ホームランによるもので、近藤にとっては日本ハム時代の2014年以来のグランドスラムであり、移籍後初の記念すべき一打である

近藤は、日本ハム時代に11シーズンを過ごし、その間に52本の本塁打を放ってきたが、最近2年半でソフトバンクに移籍してからは48本を記録しており、明らかに打撃成績が向上していることがわかる

本塁打率の変化

本塁打率とは、打者が何打数で本塁打を打ったかを示す指標であり、近藤の日本ハム時代の本塁打率は約64打数に1本であったのに対し、ソフトバンク移籍後は約21打数に1本と、確実にその確率が向上している

打撃技術の秘訣

長谷川勇也R&Dグループスキルコーチは近藤の打撃技術を高く評価し、「バットの芯で捉える技術があるため、持っている力をロスなく伝える方法を常に考え続けている」と述べている

日本ハム時代には本塁打が少なかったが、近藤自身の立場やチームのバランスを考えて、「つなぎ役」に徹していた可能性があるという

このようなプランが、彼の意識の変化を促し、長打を狙うスタイルの進化につながった

時代の変化に対応した打撃スタイル

近年、メジャーリーグでは打者の力量を測るために出塁率と長打率を合計した「OPS」が重視されており、近藤もこの流れに順応し、自らの打撃スタイルを進化させている

長打を打つことでチームに貢献し、自身の価値を高めることを重要視している

近藤の打撃技術の進化は、彼を球界屈指の打撃職人へと成長させており、今後の活躍にも期待が寄せられる

近藤選手の100号本塁打達成は、彼の打撃技術の進化を示す重要な節目と言えます。移籍後の成績向上や本塁打率の変化は、彼の意識がいかに進化したかを物語っています。今後もさらなる活躍を期待したいです。
キーワード解説

  • 本塁打とは? プロ野球において、本塁打とは打者が一打席で打ったボールがフィールド外に出てしまい、走者がホームベースに帰れることを指します。
  • 本塁打率とは? 本塁打率は選手が何打数でホームランを打ったかを示す指標です。例えば、64打数で1本なら本塁打率は「64」となります。
  • OPSとは? OPSは出塁率と長打率を足したもので、選手の攻撃能力を表す重要な指標です。高いOPSは、より攻撃的な選手を意味します。

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