西武、投打の疲労が影響し3連敗を喫する

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 パ・リーグで4位の西武ライオンズが投打ともに厳しい状況に置かれ、8日の楽天戦(ベルーナ)で2-7と敗北し、これで3連敗となった

交流戦明けの9試合では2勝7敗と成績を大きく落とし、最大で7あった貯金も1まで縮小している

 現在、西武は首位の日本ハムから7ゲーム差をつけられており、優勝争いから遠く離れている

さらに5位の楽天との差も3ゲームにまで接近しており、状況は厳しくなってきた

エース選手の不在と選手の健康問題

 試合前にはエースの今井達也投手(27)が風邪で練習を欠席し、隅田知一郎投手(27)も体調不良を訴え、病院で検査を受ける事態となった

このような選手の欠場がチームに悪影響を及ぼす中、先発の渡辺勇太朗投手(24)も「右内転筋の張り」によって2回4安打1失点という成績で降板を余儀なくされた

投手陣の厳しい状況

 3回からは4年目の黒田将矢投手(21)が急遽登板したが、彼も失点を重ね、ボイド、辰己、黒川選手に対して3本のホームランを許してしまうなど、チームを救うことはできなかった

打撃陣の不振

 打撃では、4番のネビン選手が8号ソロと適時二塁打で2点を挙げるも、1~3番の長谷川、滝沢、渡部聖選手が11打数無安打、3三振と機能せず、チームの得点力が不足していることが露呈した

最近3試合で打率.545(11打数6安打)、2本塁打、3打点と好調なネビンの活躍を活かすことができず、チャンスを作れないことが致命的だ

監督の見解

 西口監督は「みんなが一斉に調子を落としている」とコメントしており、チーム全体が疲労困憊に陥っていることを嘆いている

昨シーズンは91敗と苦しい成績を残したが、一時的には持ち直しかけたものの、思わぬ急ブレーキによって再び厳しい状況に直面してしまっている

今回の西武の厳しい状況は、選手の健康問題や調子低下が影響しています。エースや先発投手が欠ける中、次の試合でどのように立て直すかが注目されます。
キーワード解説

  • ガス欠とは?:プログラムやシステム、あるいは選手の調子が不足していて、本来のパフォーマンスが発揮できない状態を指します。
  • エースとは?:チーム内で最も優れた選手、特に投手を指し、試合の重要な局面で期待される存在です。
  • 貯金とは?:勝ち星から負け星を引いた数を指し、チームの現状の勝ち点を示しています。

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