日本ハム新庄監督、試合の継投戦略を明かす
<ロッテ1-13日本ハム>◇9日◇ZOZOマリン 日本ハムの新庄剛志監督(53)が、試合での投手交代に関する背景を語ったこの日の試合では、先発投手の山崎福也(32)が、田宮裕涼捕手(25)とのバッテリーで4回までを無失点で抑える好投を見せた
しかし、5回の攻撃で田宮に代打を起用し、その裏では伏見捕手とバッテリーを組むことになった
この決断は、その後の試合の流れに大きな影響を与え、結果的に山崎は今季2度目の完投を達成し、4勝目を挙げた
試合後、新庄監督は山崎の投球に対する自らの考えを明かした
「今まで山崎が早く降板させられていることが多かったため、今日は僕が継投を担当したいと思った」と述べ、コーチとも事前の打ち合わせを行っていた
監督は「必ず野手がすぐに5点以上取るから、4点までは大丈夫」と山崎に伝え、「125球以内で抑えられるかもしれない」との期待を寄せていた
また、女房役を田宮から伏見に変更した理由については、「田宮は際どいところに投球をする傾向があり、その結果、球数が増えやすい
伏見は投手を有効に使い、球数を抑えるリードをしてくれる」と説明した
新庄監督は、「全ての行動には意味がある」と強調し、戦略の重要性を訴えた
新庄監督の投手継投に対する考え方が非常に興味深く、彼の戦略には応援するための理由があることを伝えています。特に、選手の特性に応じて最適な選択をする姿勢が印象的です。監督の指導力や選手への信頼が試合に良い結果として反映され、今後の日本ハムの将来が明るいことを示唆しています。
キーワード解説
- 新庄剛志とは?日本ハムの監督であり、元プロ野球選手。独自の基準でチームを指導している。
- 完投勝利とは?先発投手が最後まで投げ切り、勝利を収めること。投手のスタミナとチームの信頼が必要。
- 継投とは?試合中に投手を交代すること。投手の疲労や状況に応じて行われる重要な戦術。

