阪神の大竹が広島との対戦において六回途中1失点の投球を見せ、今季5勝目を挙げた
「ランナーは出してしまいましたが、勝ち越されることなく、最少失点で粘れたことは良かったと思います」
この結果、広島戦においてはプロ通算12勝1敗という素晴らしい成績を収め、マツダスタジアムではこれまでの10戦中9勝を挙げており、抜群の相性が際立っている
試合開始は激しい通り雨の影響で30分遅延したが、登板日に雨が降ることが多い大竹はポジティブシンキングを持ち、「雨が降った時点で『今日は俺の日だな』って思った」と語った
初回からは緩急を巧みに使った投球で三者凡退を導き、チームの10連勝へ向けて好スタートを切った
2回には15イニングぶりに失点を喫したものの、流れは渡さなかった
しかし、6回には2死一、二塁のピンチを招く
そこで大竹は湯浅に継投し、モンテロとの対峙に備えた
湯浅には余力があり、「84球の好投には悔いも残った」とも述べている
この日の練習では矢の形をした器具「フレーチャ」を使用した独自の調整を行い、登板3、4日前には温かい湯船やサウナ、水風呂での交代浴を取り入れるなど、独自の調整方法で準備を進めている
「血流が良くなるし、疲労回復にもなる」と語り、その経験から見つけた最適の方法で白星につなげている
背負う先発としての責務を果たすことで、球団69年ぶりの「10試合連続2失点以下」を達成した選手として、自身の成績に自信を持つ大竹は「みんないいから自分も刺激を受けている」と感想を述べた
仲間と共に協力しながら快進撃を続ける阪神は、これからの季節を迎えさらに加速する見込みである
大竹の圧倒的な成績
大竹は、マツダスタジアムでの登板成績が抜群で、10試合登板して9勝0敗、防御率1.05というパーフェクトな戦績を残している対広島戦においても通算12勝目を記録しており、その高いパフォーマンスが際立っている
大竹選手の好投は、広島との試合での彼の圧倒的な成績を再確認させてくれました。彼の練習や調整の方法が功を奏しており、今後もこの調子で勝利を重ねていく期待が高まります。
キーワード解説
- 鯉キラーとは?:広島東洋カープを得意とする投手のことを指します。大竹はその中でも特に良い成績を残している選手です。
- 防御率とは?:投手が与えた得点の数をイニング数で割ったものです。数値が低いほど良い投手であることを示します。
- 通算勝利数とは?:選手がプロとして通算して獲得した勝利の数を表します。これは選手の実力を示す重要な指標です。

