巨人、守護神マルティネスが逆転3ラン被弾で劇的敗北

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◇セ・リーグ 巨人2―3中日(2025年7月9日 福島) 巨人は試合終了間際に予想外の展開に見舞われ、守護神マルティネスが逆転3ランを浴び、2-3で中日に敗れるという大逆転負けを喫した

試合前半は順調に進んでいたが、最終回にその勢いが一瞬のうちに崩れ去った

試合は、先発投手の井上が降雨と雷による2度の試合中断を経て7回途中まで無失点という素晴らしい投球を見せた

その後、阿部慎之助監督(46)は井上を67球で降板させ、継投策に出た

この投手交代に対して監督は「中断があったし、あの状況でよく頑張ってくれた」と、井上を称賛した

打撃陣では、ドラフト3位ルーキーの荒巻がプロ初アーチとなるソロホームランを放ち、8回には泉口の4号ソロによって2点リードを奪った

しかし、9回にマルティネスが中日の細川に逆転3ランを被弾し、試合の流れを一気に大逆転へと変えた

これにより、マルティネスのセーブ失敗は中日時代の2023年から798日ぶりという記録となった

阿部監督は試合後、「勝つか負けるかだから仕方がないが、最後まで粘り強さを見せてくれた」と選手たちを励ました

また、泉口については「満塁のチャンスで凡退してしまったから、次は打てるように頑張ってほしい」と奮起を促した

最終的には敗北を喫したものの、「いい出来ごともあったので、次の横浜戦に向けて切り替えて頑張りたい」と気持ちを新たにしていた

今回の試合は、巨人が勝つチャンスを持ちながらも、最後の最後で逆転を許してしまったため、ファンやチームメンバーにとって非常に残念な結果となりました。特にマルティネス選手のセーブ失敗は、守護神としてのプレッシャーを強く感じる出来事だったでしょう。しかし、投手陣や他の選手たちのパフォーマンスも見どころがあり、次の試合への希望を感じさせる内容でした。
キーワード解説

  • 守護神とは?守護神は、野球において試合の終盤で登板し、勝ちを守るための投手のことを指します。特にセーブの役割が重く、試合の勝敗に大きな影響を及ぼすため、選手には高いプレッシャーがかかります。
  • セーブ失敗とは?セーブ失敗は、守護神が試合のリードを守れず、逆転を許すことを意味します。これは特に重要な局面で起きるため、選手にとって精神的に厳しい結果となることが多いです。
  • 継投とは?継投は、1人の投手が先発し、その後に別の投手に交代することを指します。これにより、状況に応じた投手戦略を立てることが可能となり、試合の展開を有利に進める狙いがあります。

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