西武・仲三河優太選手が支配下選手契約を締結 5年目の躍進を果たす

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西武ライオンズは10日、育成契約を結んでいた仲三河優太外野手(22)と支配下選手契約を結んだと発表した

これにより、彼の背番号は「55」に決まった

仲三河選手は、大阪桐蔭高校から2020年のドラフト7位で西武に入団したが、入団から3年間は1軍出場の機会に恵まれなかった

その後、2023年オフに育成選手契約に移行

昨シーズンは2軍で19試合の出場であったものの、5年目の今季は9日現在で45試合に出場し、打率.327、9本塁打、37打点という素晴らしい成績を収めている

仲三河選手は、球団を通じて以下のようにコメントした

「今日から始まるぞ!という気持ちです

実力が足りないと感じていたので、育成契約中も自分のやるべきことに集中し、ネガティブな気持ちになることはありませんでした」と前向きな意気込みを示した

また、「ファームでは練習時間も多く取れるので、バッティングの技術向上の自信がありましたし、それが一番のモチベーションでした」と続けた

広池浩司球団本部長は「早くからチーム内屈指の飛距離を誇り、育成選手としての地道な努力が、この素晴らしい数字に繋がっています」と評し、「その結果、今季は2軍での打撃成績が素晴らしいものになりました

彼の持ち味である強打は、一軍の得点力向上にとって重要な起爆剤となるでしょう」と再契約の理由を述べた

仲三河優太選手の支配下選手契約は、彼の成長と努力の証です。育成選手契約からの飛躍は、チームにも良い影響を与えるでしょう。球団の期待に応えるべく、彼が一軍でどのように活躍するのか、これからの試合に注目です。
キーワード解説

  • 育成契約とは?一般的にプロ野球の育成契約は、選手がチームのサポートを受けつつ、成長を促すための非正規の契約形式です。育成契約を経て支配下選手となった場合、正式な契約選手になります。
  • 支配下選手とは?支配下選手は、球団が正式に契約した選手で、1軍または2軍でプレーする権利があります。育成選手と異なり、支配下選手は給与や特典が充実しています。
  • ドラフトとは?ドラフトは、プロ野球チームが高校や大学、社会人チームの選手を選択して契約する制度です。各球団は未来の選手を獲得するために競い合います。
  • 打率とは?打率は、選手が打席に立った際にヒットを打つ確率を表す指標で、打者の実力を測るために使われます。打率が高いほど、選手の打撃成績が良いことを示します。
  • 本塁打とは?本塁打は、バッターがボールを打って直接フェンスを越え、ランナーが安全に本塁に帰る点を獲得することを指します。試合の得点において非常に重要です。

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