巨人、チェコ出身選手マレク・フルプを支配下登録

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東京・巨人は、2025年7月12日にチェコ出身選手として初めてNPB(日本プロ野球)支配下登録選手となったマレク・フルプ外野手(26)を出場選手として登録したことを発表しました

同時に、長野久義外野手(40)も出場選手登録となり、トレイ・キャベッジ外野手(28)と湯浅大内野手(25)は出場登録を抹消されました

フルプは支配下登録されるやいなや、ナイターの横浜スタジアムで行われるDeNA戦に向け、意気込みを語りました

彼は「自分は今、改善しなければならない点が多くあります

これまでの2軍での経験を生かし、1軍でも全力を尽くしていきます

自分はファイブツールの選手だと思いますので、攻撃と守備の両面で自分の必死さとタフさを見せていきたいです」と述べました

ファイブツール選手とは、打撃、守備、走塁、肩、スタミナの5つの要素に優れた選手のことで、チームにおいて非常に貴重な存在です

抹消されたキャベッジは、前日のDeNA戦に「7番・左翼」として先発出場したものの、5回の打席で投球をゴロに打ち、佐々木選手と交代しました

試合後、二岡ヘッドコーチはキャベッジについて「体調が悪い」と説明し、早退したことを明かしました

キャベッジは来日1年目で、今季は71試合に出場し、248打数59安打、8本塁打、打率.238という成績を残しています

長野は5月7日に出場登録を抹消されてから、2軍で調整を行っていました

今回の巨人の発表は、チェコ出身選手として初めて支配下登録されたフルプ選手の挑戦を前面に押し出した内容です。彼の言葉には強い決意が感じられ、今後の彼のプレーに期待が高まります。また、キャベッジ選手の体調問題も心配ですが、これを機にフルプ選手がどのようにチームに貢献できるかが注目です。
キーワード解説

  • 支配下登録とは?プロ野球における正式な選手リストへの登録のことを指し、チームの選手として試合に出場できる資格を持つ。
  • ファイブツール選手とは?打撃、守備、走塁、肩、スタミナなどのすべての面に優れた選手のことで、特に非常に価値の高い存在。

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