広島工のエース・有井朔永選手が驚異の完投を達成、次戦へ向けて自信を語る

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2025年7月12日、第107回全国高校野球選手権広島大会の2回戦が行われ、広島工業高校が福山工業高校を7-2で下しました

この試合で注目を集めたのは、広島工のエース・有井朔永(さくと)投手

昨夏の大会直前にベンチメンバーから外れた有井選手は、その悔しさから見事な成長を遂げました

前田哲志監督の指導のもと、有井選手は投球フォームをオーバースローからサイドスローに変更

サイドスローとは、肩から腕を横に振り出す投球スタイルで、ボールの回転や制球力を向上させる効果があります

それに伴い、彼は練習に励み、新チームでは背番号1を手にしました

実力校として知られる広島工は、卒業生に広島カープの新井貴浩監督がいるなど、歴史ある学校です

有井選手は、体を鍛えることで球速を10キロ向上させることに成功し、体重も5キロ増加

これが彼にさらなる自信を与えました

試合では、被安打1、奪三振7で完投の成績を収めた有井選手は、打者としても貢献し、長短打2本を記録

1打点を上げ、4番打者としての役割も果たしました

前田監督は「この夏は彼に期待している」とコメントしていますが、有井選手は「プレッシャーはない」と語り、自信に満ちた表情で次の試合へと目を向けていました

広島工業高校の有井朔永選手がこの試合で見せたパフォーマンスは非常に印象的でした。特に彼がサイドスローに変更してからの成長は、緊張を乗り越えて自信を持って試合に臨む姿勢に現れています。また、体重を増やして球速を上げるための努力も称賛に値します。彼が今後さらに成長し、強豪校を相手にどのような試合を繰り広げるのか、期待が高まります。
キーワード解説

  • エースとは?: 野球において、チームの中で最も優れた投手を指し、チームの勝利を大いに支える存在です。
  • サイドスローとは?: 野球の投球フォームの一つで、肩を水平に振り出して投げるスタイルです。ボールの回転や制球力に影響を与えるため、選手によって選ばれます。
  • 制球とは?: 投手が投げたボールが予定した位置に届くことを指し、良い制球は試合の勝利に直結します。

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