巨人・戸郷翔征投手、イースタンリーグでの先発登板で無失点を記録

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2025年7月12日、二軍で調整中の読売ジャイアンツ(巨人)・戸郷翔征投手(25)がイースタンリーグ・日本ハム戦に先発し、3回40球を投げて2安打無失点、1奪三振という好成績を収めました

戸郷選手は、二軍降格後2度目のマウンドで投げたこの試合で、初回に打たれたヒットを除いて、ピンチをしっかりと切り抜けました

この試合は、戸郷選手にとって今シーズンの復調を図る大事な試合であり、特に初回は二死から柴田選手に対して最速150キロを計測した直球を投げるも、右前打を許しました

しかし、続く有薗選手の打席では暴投があったものの、無失点で切り抜けたことは評価に値します

2回には、先頭の梅林選手を左飛に打ち取った後、山口選手から空振り三振を奪取し、テンポ良く三者凡退を達成しました

3回には、淺間選手に右前打を許したものの後続を抑え、結局無失点で結果を残すことができました

試合後、戸郷選手は「フォークの持ち方の手応えもありましたし、キャッチャーの喜多隆介さんも『いいボールがきてるんじゃない』って話してくれた」と、自身の投球内容に一定の手応えを感じていると語りました

一方で「まだダメなところもあった」と反省も述べ、「真っすぐの強さだったり、力を入れすぎるところもあった」と課題克服の意気込みも見せました

また、二軍監督の桑田真澄氏は「戸郷は真っすぐが原点

それを磨くことによって、彼の武器であるフォーク、変化球がより生きてくる」と評価

その上で「次は4回、5回とイニングを増やしていく作業ですね」と今後のプランを語り、徹底したサポートを約束しました

今シーズン、戸郷選手は長期の成績不振に苦しんでいますが、この試合をきっかけに一軍復帰への道筋を見出せるか注目されます

戸郷投手の今回の投球は、彼の復活の兆しを感じさせるものであり、今後の成長に期待が寄せられます。また監督のサポートも力強く、チームとしての支え合いが選手の力を引き出すことにつながるでしょう。
キーワード解説

  • イースタンリーグとは?イースタンリーグは日本プロ野球の二軍リーグであり、選手の育成や調整を目的として開催されます。
  • 奪三振とは?奪三振はピッチャーが打者を三振に仕留めることを指し、その投手の実力を測る重要な指標となります。
  • フォークとは?フォークは変化球の一種で、ピッチャーがボールを投げる際、指の間にボールを挟み、落ちる軌道を持っているため、打者のミスを誘いやすい球種です。

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