これにより、西武は引き分けを挟んでの連勝となり、貯金を2に戻しました
昨年の苦手対戦を払拭
昨シーズン、西武は開幕から16連敗を含む4勝21敗と大きく負け越していたロッテ戦ですが、今季はここまで7勝4敗1分けと白星が3つ先行しています特に5月以降の対戦では6勝1敗1分けという素晴らしい成績を収めており、昨年の苦手意識を見事に払拭しています
与座海人の好投
この日の試合で特に目を引いたのは〝サブマリン〟与座海人投手(29)の活躍です与座選手は、球速とフォームの緩急を巧みに利用し、ストライクゾーンを立体的に使うことでロッテ打線を翻弄しました
また、彼は8回103球を投げてわずか5安打1失点という素晴らしい成績を収めました
仲三河優太のプロ初スタメン
打線では、10日に支配下復帰した仲三河優太外野手(22)が「3番・DH」としてプロ初スタメンに起用され、初回の先制犠飛と8回の3点適時三塁打で4打点を挙げ、与座投手を強力に援護しました特に、2018年から7連敗中だったロッテ・種市投手に対しては、7年ぶりの白星をもたらしました
与座のリベンジ
与座選手は、前回の対戦で4回途中8失点のKOに見舞われたことを念頭に「しっかり、やり返すことを目標にして投げられました」とコメント彼は「球は荒れていた」としつつも、捕手・古賀選手のサポートに感謝の意を表しました
新戦力の重要性
また仲三河選手については、「ナカミもファームの時から、僕が投げる時には結構打ってくれていました今日もやりますからと言っていたので、さすがです」と、昨年不在だった新戦力の存在がチーム全体の士気を高めていることを強調しました
西武は、このロッテ戦に勝ち越しを果たし、さらなる上位浮上を狙うことができるか注目されます
西武ライオンズの今回の勝利は、昨年の負け越しを強く払拭する結果となりました。若手選手の活躍を見ると、チームに新たな風が吹いているように感じます。与座投手のリベンジも印象的で、今後の成長が期待されます。
キーワード解説
- サブマリンとは?:サブマリンとは、投手が投球時に腕を下から振り上げるスタイルのことを指します。このフォームは、ボールの軌道が水平に近くなり打者にとって打ちにくい球を投げやすくします。
- 打点とは?:打点とは、選手が打撃によって走者を得点させることを指します。具体的には、安打や犠牲フライなどで得点が入る際に、その選手に与えられるポイントです。

