約２年ぶりに２軍公式戦登板を果たすと自己最速タイの１５５キロをマークし、１回無失点に抑えた
「３軍ではない人の数で、見られながら投げるのが久しぶりだった
緊張感がある中、投げられました」と充実した表情で振り返った
初球から球場表示で１５５キロの直球を投げ込むと、スタンドがざわめいた
術前の最速は１４０キロ台後半だっただけに「本当に？」と疑うファンの声も漏れたが、１５０キロ台の速球を連続して投げ込み、どよめきに変えた
先頭は空振り三振も、2人目はフルカウントからの四球
次打者を二ゴロ併殺に仕留め、「走者が出ても落ち着いて投げられた
３軍ではあんなに乱れることがなかったけど、試合を崩すことなく投げられた」と安堵（あんど）した
課題は制球力
「今日はいいボールも何球かあったので、その感覚のボールを増やしていければ自然と良くなってくると思う」と、投球の質向上に意欲を見せる代木選手
リハビリ期間のトレーニング効果も現れ、出力は十分
今後はコントロールに磨きをかけ、支配下登録を目指す
（臼井 恭香）代木大和投手が約2年ぶりの公式戦登板で驚異的な155キロを記録したことは、ファンにとって大いに期待が持てるニュースです。特に、トミー・ジョン手術を経ての復帰は、多くの選手にとっては大きな挑戦です。制球力の向上に取り組む姿勢も評価され、今後の活躍が期待されます。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは？ これは、投手の肘の内側の靭帯を再建する手術で、怪我をした選手が投球能力を回復させるために行います。
- 制球力とは？ これは、投手がボールを狙った場所に投げる能力のことで、試合の結果に大きく影響します。
