開幕当初は2軍スタートだったが、セ・パ交流戦では脅威の打率3割9分7厘を記録し、出塁率も4割7分4厘と12球団でトップの成績を残し、交流戦MVPに輝いた
これにより、プロ6年目で初のタイトルを獲得することとなった
交流戦MVP 初のオールスター出場
「プロ野球生活でタイトルは初めてだったのでちょっと出来過ぎくらいのいい成績だった」と、柳町選手は交流戦を振り返るしかし、リーグ戦の再開後は苦戦を強いられ、6試合連続でヒットが打てない状態が続いた
その後、自らの力で調子を取り戻し、初のオールスター出場も決定した
主力選手が相次いで離脱しているホークスの中で、彼の活躍は特に注目を浴びている
小久保監督からの励ましの言葉
調子が落ちた時期に、柳町選手は小久保裕紀監督(53)から「もっと苦しめ」というアドバイスを受けた「本当に自分自身と向き合って、助言よりも自分の中で答えを見つけろ」という言葉が、彼にとっては心強い励ましになったと語る
この経験が、彼の成長を促すきっかけになったという
選球眼の向上と不調の原因
柳町選手は、「打てなくなった原因は、自分がボールを見すぎて、結果的に反応が鈍ったこと」と分析している出塁率の高さはフォアボール(四球)によるものも多いが、自分の強みである選球眼が逆にネガティブな影響を与えたと述べている
「打順が3番で『打たなきゃいけない』というプレッシャーがあり、それが逆に焦りを生んでしまった」と自己評価している
柳町選手の成長に注目が集まる中、彼が経験した苦しみと成長の物語は、多くのファンに希望を与えるものになっています。また、監督の助言が選手にどれほどの影響を与えるかを考えさせる内容です。今後のプレーが楽しみです。
キーワード解説
- 交流戦MVPとは?プロ野球のセ・パ交流戦で最も優れた成績を残した選手に贈られるタイトルです。
- 選球眼とは?バッターがボールを見極める能力のことで、良い選球眼を持つ選手はボールの種類やコースを正確に判断できます。

