オリックス、延長戦の激闘を制れず楽天に敗北―3連敗で首位とのゲーム差が広がる

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オリックス・バファローズは7月15日、京セラドーム大阪にて楽天イーグルスと対戦し、延長10回の接戦を制され7-6で敗れた

この結果、オリックスは3連敗を喫し、43勝35敗3分という成績に下がり、首位・北海道日本ハムファイターズとのゲーム差が4.5に広がった

試合の流れと主なプレイ

試合はシーソーゲームの様相を呈し、両チームの攻撃が交互に得点を重ねる展開となった

オリックスが6回の裏に同点に追いつく場面からも見られるように、両チームの打線は活発で、オリックスは16安打を放つも、19残塁という無駄なアウトを重ねる結果となった

ピッチャーのパフォーマンス

オリックスの先発・エスピノーザは、この試合で5回を投げて被安打6、奪三振3、与四球1、1失点という内容

エスピノーザは前回登板での大失敗(自己ワーストとなる8失点)からリバウンドを狙っていたが、楽天打線にうまく対応できず、勝利には繋がらなかった

延長戦の決定的なプレイ

延長10回表において、オリックスの6番手ピッチャー・ぺルドモがリリーフで登板

1死から堀内にヒットを許し、さらには代走・田中和が盗塁を成功させ、1死二塁の状況よう尻上がりに攻撃を続けられる結果となった

最終的には小深田に決勝点となる適時打を許し、オリックスは逆転を許してしまった

打線の課題,満塁での対応
試合の中で特に目立ったのは、満塁の場面での対応の悪さである

オリックスはこの試合で満塁の場面を幾度も作りながら、そのうちの二度は点を取れずに終わるなど、効率的な得点につなげられなかった

打率の高い選手が多数いる中で、こうした場面で結果を出せないのは今後の課題となるだろう

今後の展望

オリックスはこれから多くの試合が続くが、特に大事なのはメンタル面での立て直しである

延長戦での敗北は精神的なダメージを伴うが、次に向けての戦略と、選手たちのパフォーマンス改善が求められている

首位とのゲーム差は開いてしまったが、それを取り戻すためには一戦一戦を大事にしていきたい

今回の試合は、オリックスにとって悔しい結果となった。延長戦まで持ち込む接戦ではあったものの、ポイントとなる場面での打てなさが痛手となり、特に満塁のチャンスで点を奪えなかったことが反省点として浮かび上がった。今後の試合では、これらの課題を克服し、より安定したパフォーマンスが求められる。
キーワード解説

  • 延長戦とは?試合が同点で終わった際に追加のイニングを行う方式で、勝者を決定するためのものです。
  • シーソーゲームとは?両チームが交互に得点し、リードが変わることが続く試合の様子を指します。
  • 防御率とは?投手の同行を示す指標で、与えた得点数を投球イニング数で割った数字です。小さいほど良いとされます。
  • 満塁とは?塁上に走者がすべて満ちている状態のことで、この状態での打撃は得点のチャンスを意味します。

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