試合は1―4の劣勢から始まったが、6回の打席で逆転につながるプロ初の満塁ホームランを放った
辰己は、オリックスの山岡投手が投じた縦のスライダーを捉え、右翼席へと打球を運んだ
この一打は、チームに希望を与え、最終的には7―6の勝利を呼び込む結果となった
試合後、辰己は「山岡選手のいいスライダーを打てて自信になりそう」と述べ、喜びを隠せない様子だった
さらに、この試合には侍ジャパンの井端監督が視察に訪れており、試合前には辰己と固い握手を交わした
辰己はこの日の活躍についても「井端さんからラッキーパワーをもらった
そのパワーが今日の結果につながったかもしれない」と語り、監督との交流を秘かな力に変えていた
3回の打席でも先制の適時二塁打を放ち、自己最多となる5打点を記録した辰己
チームメイトやファンの期待に応えたこの日は、彼にとっても特別な一日となった
辰己選手の今回の活躍は正にチームの勝利に直結したものであり、彼の成長と意識の変化を感じさせる場面が多かった。井端監督との交流から得た「ラッキーパワー」という発言も、彼自身の信念を体現しているように思える。今後も彼の活躍に注目が集まるだろう。
キーワード解説
- 満塁ホームランとは?:満塁ホームランは、4人のランナーが出塁している状態で打たれるホームランのこと。これにより、得点が一気に増えるため、試合の流れを大きく変えることができる。
- スライダーとは?:スライダーは、野球における投球の一種で、ボールが横に滑るように曲がる変化球。打者にとっては打ちにくい球種とされており、相手ピッチャーにとっては強力な武器となる。

