彼は現在リーグ最多タイの39登板を記録し、28ホールドとフル回転の活躍を見せている
16日は休養日を迎え、今後の試合は17日のヤクルト戦(神宮)と21日からの阪神との3連戦(東京ドーム)が控えている
球団歴代最多ホールドは、2012年の山口鉄也選手の30ホールドであり、大勢もこの目標を見据えつつ、シーズンを通じて44ホールドという記録にも意識を向けている
大勢選手は昨季まで「抑え」としての役割を担っていたところから、今季は「8回の男」としての任務を果たしている
彼自身、「あんまり意識はしていない」としながらも、前半戦中での30ホールド到達が可能であると語った
「僕の持ち味は三振を取ること
相手を圧倒するピッチングをまだ十分に発揮できていない」と反省点を述べている
他にも、抜群の成績を残しているにも関わらず「自分一人の力ではない」と冷静に自己分析を行い、チームへ貢献する姿勢を崩さない
現在、大勢選手の防御率は2.15であり、シーズン中の登板数やホールド数から見ても高い貢献度が示されている
夏場以降を見越した首脳陣の計画によって、3連投を避けられながらも、僅差の試合が少なくない中でしっかりとした役割を果たしてきた
前半戦残りの4試合では、すると同時に首位・阪神との差を縮めるための「勝利のバトン」を授かる機会が訪れる可能性がある
大勢選手は、2022年には新型コロナウイルス陽性判定を受けた影響で出場登録が抹消され、2023年にはしばしばコンディション不良で途中離脱したが、今季のペースは順調であり、現在47ホールドのペースを維持している
今後もさらなる進化を遂げるために、一戦一戦自らの成績を上げていく意気込みを語っている
また、ホールドとは、中継ぎ投手が同点またはリードを保ちながら1死以上を奪った場合に記録されるもので、2005年から導入されている
ホールド数が多い選手は良い中継ぎとされ、勝利の方程式における重要な選手と見なされる
巨人の大勢選手が今シーズン「8回の男」としてフル回転する様子が印象的です。彼の活躍でチームの勝利が期待されていますが、さらなる成長を目指す姿勢も見逃せません。期待が高まる中、彼がどのようにシーズンを乗り越え、自己の成績を伸ばしていくのかが注目されます。
キーワード解説
- ホールドとは?中継ぎ投手が同点またはセーブがつく条件を満たし、1死以上を奪い、リードを保つか同点のまま降板した場合に記録される成績。
- 防御率とは?投手が失点をどれだけ抑えたかを示す指標で、9イニングあたりの自責点数を基に算出される。
- セットアッパーとは?試合の中で8回を任される中継ぎ投手のことを指し、主に試合を締めくくるために重要な役割を果たす。

