藤浪晋太郎、DeNA入団会見で阪神戦への意欲を語る

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3年ぶりに日本球界に復帰したDeNA・藤浪晋太郎投手(31)が18日、横浜市内の球団事務所で入団会見に臨んだ

藤浪投手は、メジャーで最速165キロをマークした右腕として知られており、古巣チームの阪神との対戦に強い意欲を示している

特に対戦を楽しみにしている打者として、本塁打と打点でセ・リーグ2冠の佐藤輝明内野手(26)の名前を挙げた

現在DeNAは首位の阪神との差が9.5ゲームあり、3位からの逆転優勝を狙うチームとして頑張っている

藤浪投手は、このチームの一員としてフル回転することを誓った

記者会見で藤浪は、阪神の元同僚である佐藤輝選手について、「リーグで今、一番のバッターでしょうし、魅力的なバッター

もちろん全力で抑えにいきたい」と意気込みを語った

藤浪は6月にメジャーのマリナーズ傘下3Aタコマを自由契約となり、阪神からのオファーがなかった中、DeNAから熱いオファーを受けたという

契約合意は16日に行われ、「打倒・阪神」「打倒・佐藤輝」は逆転優勝を狙う上で避けられない課題であると認識している

佐藤選手が新人だった21年から2年間、彼とチームメートとして過ごした藤浪は、その対戦記録を振り返り、21年の春季キャンプでは空振り三振に抑えたが、22年には一発を食らったことも記憶に新しい

佐藤選手は最近では24本塁打、62打点とリーグの中心選手に成長しており、今季の対戦成績は阪神に4勝8敗2分けと苦戦している

藤浪は甲子園での登板に向けて「凄く楽しみ」と語り、「ブーイングだけはされなきゃいいな」と少しの緊張感を抱えつつ、再び古巣チームに挑む心構えを示している

藤浪は阪神時代に最速162キロを記録したが、アメリカで165キロにまで球速を伸ばした

しかし、制球力には課題を持ち続けており、DeNAが誇るAIを活用したコマンド(制球力)プログラムによって改善を図ることを期待している

また、「周りの方から“(ポテンシャルを)それだけ生まれ持っていて、もったいない”と言われることが多い分、自分が一番もったいなく思っています」と自らの成長の重要性についても触れた

守護神である入江やウィックが負傷離脱を迎える中、藤浪は「短いイニングも長いイニングも両方できれば」と述べ、先発でも中継ぎでも与えられたポジションで全力を尽くすことを誓った

「逆転優勝を本気で狙える

そのピースになる」と新たな挑戦に向けた思いを明かした

藤浪投手のDeNA入団会見は、彼の復帰とともにチームに新たな希望をもたらすものでした。阪神打線との対戦に対する彼の意欲は、ファンの期待も高めているでしょう。今後の活躍に注目です。
キーワード解説

  • 逆転優勝とは?: チームが現在の順位から、他のチームを抜いてリーグのトップに立つことを目指すこと。
  • 制球力とは?: 投手が投げる球のコントロールの良さを示す、的確に狙った場所にボールを投げる能力。
  • メジャーリーグとは?: アメリカのプロ野球リーグで、世界で最も権威ある野球リーグの一つとされる。

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