中日・松葉貴大がキャリア最高の成績を更新中、オールスター初選出で注目の投手に

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中日ドラゴンズに所属する松葉貴大投手が、2025年シーズンにおいてキャリア最高の成績を残しつつある

7月20日現在、彼はチーム最多の7勝を挙げ、防御率はリーグ5位の2.03という見事な数字を記録している

この成績は、松葉にとっては過去13年間のプロキャリアの中で最も輝かしいものとなりつつあり、特に規定投球回への到達が期待されている

松葉は2013年にオリックスに入団し、約7年間で27勝を挙げた

その後、2019年の途中に中日ドラゴンズに移籍し、昨シーズンまでに22勝を追加している

移籍後は、バンテリンドームにおいて定時での退社を連想させる「松葉課長」というニックネームを持っていたが、近年はパフォーマンスが向上し、昨年8年ぶりに完投勝利を収めた

他の選手と同様、難易度が高くなる投球スタイルにシフトし続けている

松葉のストレートは130キロ台ではあるものの、以前の最高速149キロには程遠い

しかし、彼のストレートとカットボール、ツーシームとのスピード差が去年までの10キロ前後から今年は5キロ以内に縮まったことが、打者にとって大きな打撃要素となっている

これは多彩な変化球を駆使し、どのボールでも同じフォームで投げられるため、打者を混乱させる要因でもある

松葉がプロ選手として成長した背景には、彼のアマチュア時代の経験が大いに役立っている

大学時代の転機には、フリー打撃で打撃投手を務めたエピソードがある

当時、彼は阪神大学野球リーグでのライバルチームに対抗するため、毎日のように全力で投げていた

そのことが、今の彼の投手技術に多くの影響を与えたに違いない

野球を始めたのは姫路市立中寺小学校時代で、父親の影響も大きい

松葉の父は東洋大姫路の一塁手で、1986年の甲子園に出場した実績を持つ

その影響を受けて、彼は幼い頃から野球への情熱を抱き続けてきた

松葉貴大投手の活躍は、チームの勝利だけでなく、選手自身の成長を証明するものでもあり、プロリーグの中での競争が彼をさらなる向上へと導いていると言える。特に、オールスター初選出に対するファンや仲間の期待も高く、今後の彼のパフォーマンスに注目が集まる。
キーワード解説

  • オールスターとは?プロ野球におけるオールスターゲームは、各リーグの最も優れた選手が集まって行われる特別な試合で、ファンにとっても選手の性能や魅力を楽しむ重要なイベントです。
  • 防御率とは? 防御率は、投手がどれだけ失点を抑えたかを示す指標で、1イニング(通常は6人のバッター)あたりの与四球(または得点)を元に計算されます。低いほど優秀な投手とされています。
  • 完投勝利とは? 完投勝利は、投手が試合を始めから終わりまで続けて投げたうえで勝利を収めることを意味します。これはその投手の endurance(持久力)とパフォーマンスの証明とされ、特に評価されます。

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