特に、チーム打率はリーグトップの.259を記録しており、開幕前に懸念されていた打者陣の活躍が光る
しかし、チーム防御率は3.36とリーグ5位に留まり、ピッチャー陣の成績には課題が残る
これについて、オリックスのエースとして名を馳せた星野伸之氏が見解を示している
宮城大弥の現状と課題
宮城大弥投手は、今季15試合に登板し3勝3敗という成績であるが、防御率は2.47と悪くはない星野氏は、勝ち星が少ない理由として、登板日に相手投手もエース級が多く、チームが点を取れないことを挙げている
「良いピッチングをしても勝ちがつかない」といった経験は、ピッチャー心理に悪影響を及ぼすこともある
セ・リーグとパ・リーグの競争
現在、セ・リーグもパ・リーグも防御率1点台や2点台前半のトップピッチャーが多く、宮城の防御率2.47でもリーグ内で6位となっているこれらの競争が彼に影響を与え、さらなるプレッシャーとなっている可能性もある
メンタルの保ち方
星野氏は、ピッチャーとしてのメンタルを保つためには、個人の勝ち星を忘れ「チームが勝てればいい」と思える余裕が大切だと語ったまた、自身も勝てない時期には「小さな目標」を設定して乗り越えた経験がある
彼は「目の前の試合を大事にすることで、良い流れは必ず来る」と励ました
オリックスの宮城は、冷静に成績を分析する必要があります。特にピッチャーが良いプレーをしても勝ちにつながらない場合、モチベーションが低下するリスクがあります。しかし、星野氏の提案するメンタル維持法は、そうした状況を打開する鍵かもしれません。
キーワード解説
- バッター陣とは？打線を形成する選手たちを指し、攻撃力を発揮するポイントです。
- 防御率とは？投手がどれだけ失点を防げているかを示す指標で、数値が低いほど良いとされています。
- ピッチャー心理とは？投手が自身やチームの成績にどのような感情を抱くのかを指し、心理的な影響が成績に影響を及ぼすことがあります。
