試合の主役ともいえるのは、先発投手の原綾汰（3年）です
彼はこの試合で全9イニングを投げきり、123球を投じて5安打2失点という素晴らしい成績を収めました
「素直にうれしいですね」と彼は笑顔で話し、9回まで投げられたことの喜びを表しました
原は試合を通じて安定感を保ち続け、全9イニングで先頭打者をしっかりと抑える好リズムを見せました
初回から低めを意識し、内外角のコースを丁寧に突くことで、相手打線を封じ込めました
試合の途中、5回と8回に1点ずつ失点はしたものの、「（1イニング）2点以上を与えず、最少失点で抑えられたことが良かった」と胸を張る姿が見受けられました
原投手を支えたのは、味方チームの堅実な守備です
試合中、彼は何度も守備陣に助けられ、そのテンポ良いピッチングを続けることができました
試合終盤、西日本短大付を指揮する西村慎太郎監督（53）は、原投手の成長を称賛し、「原が丁寧に投げてくれた
低めにずっと投げてくれたので、彼の成長だと思います」と目を細めました
西日本短大付は決勝戦まで、あと1勝
昨年の夏には決勝で3年ぶりの優勝を果たし、その際には母校を祝福した新庄監督の影響も感じられます
西村監督は「彼が子どもたちのことをインスタに載せてくれるのはむちゃくちゃうれしいこと
そんなふうに思ってもらえるように頑張ります」と話しました
この試合は、西日本短大付が見事な試合運びで勝利を収め、決勝進出を果たしたことが印象的でした。特に、原煉斗選手のピッチングは安定感があり、チーム全体の士気を高める要因となったでしょう。今後の決勝戦でも彼のパフォーマンスが期待されます。
キーワード解説
- 決勝進出とは？：決勝進出とは、トーナメント形式の大会において、最後の試合に進むことを指します。ここで勝利すれば大会の優勝となります。
- 完投とは？：完投とは、ピッチャーが試合の全てのイニングを投げきることを指します。完投できた選手は、その試合の最後まで自身のパフォーマンスを保つ必要があります。
- 安定感とは？：安定感とは、パフォーマンスが一貫して変わらず良い状態を保つことを指します。特にスポーツでは、自身のコンディションやプレーの質を持続することが求められます。
