西武・佐藤太陽が支配下登録、プロ野球への第一歩を踏み出す
育成選手契約から25日に支配下登録された埼玉西武ライオンズの内野手、佐藤太陽選手(23)が、26日仙台市内のチーム宿舎で会見を行いました佐藤選手は、神奈川大学を経て、昨年の育成ドラフトで2位指名を受け入団
“スピード出世”を果たした彼は、今回の支配下登録を「プロ野球に入って1軍で活躍するという目標に向けたスタートラインに立てたことが本当に嬉しい」と語りました
プロ初昇格、期待の若手選手
この日、佐藤選手は楽天戦から1軍に昇格する見通しです同チームの02年世代の選手たちも活躍している中で、「渡部聖弥や長谷川信哉、山村崇嘉のような同世代の選手に負けないように、目立っていきたい」と意気込みを述べました
打率3割の打撃力と堅実な守備
今季はイースタン・リーグで47試合に出場し、打率3割を記録するなど打撃が好調です堅実な守備力とともに、二遊間に対応できる柔軟性も持ち合わせています
佐藤選手は、「派手なプレースタイルではないが、しっかりアウトを取ることを心掛けている」と自己分析をしています
球団からの期待の声
会見には広池浩司球団本部長(51)が同席し、「セカンドとショートをしっかり守れることが評価され、打撃も入団当初から成長している総合力で期待している選手だ」と述べました
特に足の速さも大きな武器として評価されています
今回の佐藤選手の支配下登録は、多くのファンにとって喜ばしいニュースです。若手選手が活躍することで、チーム全体の士気が上がるだけでなく、今後のプロ野球界にも新たなスターが現れる可能性を感じさせます。
キーワード解説
- 支配下登録とは?プロ野球において、チームに正選手として加入することを指します。この制度により、選手はより多くの試合に出場できる可能性が高まります。
- イースタン・リーグとは?プロ野球の二軍リーグのひとつで、主に関東地方のチームが参加します。育成や調整の場として重要な役割を果たします。
- 二遊間とは?プロ野球において、セカンド(2塁手)とショート(遊撃手)を指します。これらのポジションは守備の要とされ、選手の守備力が求められます。

