彼は317日ぶりにマウンドに立ち、リリーフ陣に後を託しました
試合は、初回から緊張感が漂いました
高橋は安打と2四球を与え、2死満塁のピンチを迎えるも、DeNAの蝦名達夫外野手（27）を二ゴロに打ち取って無失点に抑えました
2回以降はテンポ良くアウトを積み重ね、打線もリズムに乗りました
阪神の打撃陣は2回に4安打を集中させ、相手のエラーも絡んで一挙5点を奪うビッグイニングを記録しました
高橋はこの5点のリードを生かし、安心して投球を続けました
高橋は昨年11月に行われた「左尺骨短縮術後に対する骨内異物（プレート）除去術」という手術後、リハビリを経ての復帰です
前回の中日戦（15日、甲子園）でも6回2失点の投球を見せ、今回は今季2試合目の登板でした
好投を支えたのはスタメン捕手の坂本誠志郎（31）です
高橋とのバッテリーを組むのは約4年ぶりで、巧妙なリードでDeNA打線を抑え込みました
高橋は6回、蝦名への中前適時打を許したものの、合計93球を投げ、6安打7三振2四球1失点の内容に彩られ、復活した左腕が阪神の快進撃を力強く支えています
高橋投手の復帰は阪神にとって非常に嬉しいニュースです。手術を経て、しっかりと結果を残していることが証明されました。今後の投球にも期待が高まるとともに、彼の復活によりチームの士気も向上するでしょう。
キーワード解説
- 左尺骨短縮術とは？：これは、肘や手首を含む部分の骨を短くする手術で、主に骨折や失調の治療に用いられます。
- 骨内異物とは？：体内に残ってしまった骨のプレートやスクリューなどの人工物のことを指し、手術によって除去されることが一般的です。
- リリーフ陣とは？：先発投手が降板した後にマウンドに上がる投手たちのことを言い、ゲームの状況によって役割が異なります。
- ビッグイニングとは？：一つのイニングにおいて、多くの得点を取ることを指し、試合の流れを大きく変える要因となります。
