この試合に勝利したことで、阪神は今季の貯金を最大の20に積み上げ、DeNAの自力優勝の可能性も消滅させた
高橋遥人の好投
阪神の先発、高橋遥人投手（29）は、6回途中で6安打1失点という成績を残し、昨年9月13日の広島戦以来、317日ぶりの白星を飾ったまた、DeNA相手にはプロ8年目での初勝利となった
試合序盤、高橋は初回に2死満塁の場面でピンチを迎えたが、カットボールを駆使して蝦名を二ゴロに仕留めるなど、持ち味を発揮
2回以降は相手に二塁を進ませることなく、安定した投球を続けた
打線の活発な攻撃
阪神の打線も序盤から火が付いた2回には打者一巡の攻撃で、まず先頭の佐藤輝明内野手（26）が右翼線に二塁打を放ち、続く2死二塁の場面で坂本誠志郎捕手（31）が左前適時打を決め先制
ここからさらに、敵失や近本光司外野手（30）の左前適時打で計5点を奪った
打線はその後も攻撃の手を緩めず、7回1死一、二塁の場面で大山悠輔内野手（30）が左翼深くに2点適時二塁打を放ち、試合を決定づけた
前回の対戦からの改善の跡
この試合は、阪神が4日前にDeNAと対戦した際に記録した7点以上の得点を再現した非常に効率的な勝利であり、特に打線の連動性が際立ったチームが求める攻撃力を取り戻しつつある証として、ファンからは期待の声が上がっている
今回の阪神とDeNAの試合は、阪神の強さを改めて印象付ける結果となりました。特に高橋投手の復活と打線の爆発は、ファンにとって嬉しいニュースです。これからのリーグ戦でもこの勢いを維持してほしいものです。
キーワード解説
- カットボールとは？：カットボールは、バッターに対して変則的な回転で直球を投げる手法で、打者がスイングしにくくなる特性があります。
- 適時打とは？：適時打は、ランナーが得点する場面で打たれるヒットのことを指し、チームにとって非常に重要な得点につながります。
- 貯金とは？：貯金は、勝ち数から負け数を引いた数値で、チームがどれだけ勝ち越しているかを示す指標として用いられます。
