阪神・坂本が3安打の活躍でチームを勝利に導く

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇セ・リーグ 阪神7―1DeNA(2025年7月27日 甲子園) 今季の阪神・坂本は攻守ともに頼れる存在として注目されている

試合は2回、2死から二塁にランナーを置いた場面で、坂本が先制の左前打を放つ

この打球は、初対戦相手である石田裕投手のシュート回転で落ちるツーシームを見事にはじき返したものであり、佐藤輝の二塁打の後に連続して凡退が続いた流れを断ち切る貴重な一打となった

その結果、この回でチームが5得点を挙げるきっかけとなり、坂本は今季2度目の勝利打点を記録した

坂本は試合後、「石田くんと初対戦で考えすぎるのも良くないと思った

打てると思った球を振ったことが良かった」と語り、3回と6回にも中前打を放ち、今季初の3安打猛打賞を達成

高橋とのお立ち台で「年に1回くらいしかお立ち台に上がることがないので、今日は来てくれたファンに良いものを見せられた」と嬉しそうに語った

今季の坂本は打率・261、出塁率は・370と順調に成績を上げており、規定打席数には達していないものの、リーグトップの中野の・361を上回る“隠れ出塁王”となっている

坂本が使用する練習用バットは赤色で、「バットのどの部分で捉えているのかを確認しやすくするため」と理由を説明

毎回、メーカーのマークを自分の方に向けるというルーティンによって、ボールとの接触面を常に一定に保つ努力を続けている

「赤バット」として知られるその打撃道具が、坂本の好調さを象徴するものであり、打てる捕手がいるチームが強いということを坂本は実証している

今後も彼の活躍が期待される

坂本の活躍は、阪神ファンにとって非常に嬉しいニュースです。特に彼が先制点をもたらす一打を放ったことは、試合全体の流れを変える重要な要素でした。また、坂本の打率や出塁率が上昇していることから、彼自身の成長を感じられる部分でもあります。これからの試合でも、彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • ツーシームとは? ツーシームは、投手が腕を振る際に、ボールをねじることで生じる回転によって、打者に対して横方向に変化する球です。投手が投げると、ボールが進む途中で変化し、打者が予測しにくい球の1つです。
  • 勝利打点とは? 勝利打点は、試合の結果に直接影響を与えた打点のことです。打者が点を入れたことで、そのチームが勝利するのに貢献した場合、その打点が「勝利打点」として記録されます。
  • 出塁率とは? 出塁率は、打者が出塁(塁に出ること)する確率を示す指標です。安打や四球、死球などで出塁すると、そのためにどれくらいの確率で出塁できているかを計算します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。