このFA制度は、選手が所属する球団から自由に他の球団へ移籍できる権利を得る仕組みで、選手がチーム構成を自己の判断で選ぶことを可能にする
九里はFA制度においてBランクに該当するとみられ、これにより広島はオリックスに対して「金銭補償のみ、または人的補償の選手1名+金銭補償」を求めることが可能となる
特にFA権を行使すると、移籍先の球団が補償を支払う義務を負う重要な制度である
プロテクトリストの予想
オリックスは今シーズン、Bクラスに沈んだが、過去にリーグ3連覇を達成した実績のある選手が多く在籍しており、プロテクトリストから漏れる選手も存在しているそこで、プロテクト当落線上に位置すると考えられる野手を以下に紹介する
西野真弘
西野は今季、二塁や三塁を主なポジションに89試合に出場し、打率.300を記録した2018年以降は出場機会が減少していたが、今季は持ち味を発揮した
しかし、広島が現役ドラフトで山足達也を指名したことや、西野が来季で35歳となることからプロテクト外の可能性が高い
福田周平
福田は長年レギュラーとしてチームを支えてきたが、近年は不調に悩んでおりプロテクト外となる見込み2021年と2022年にはリーグ優勝に貢献したものの、昨季は36試合の出場にとどまり、打率.191という低迷を経験した
今季も69試合で打率.232、1本塁打、13打点、7盗塁と振るわなかった
また、秋山翔吾や野間峻祥といった左打ちの外野手が多いため、福田の補強ポイントから外れる可能性も影響している
今回の九里亜蓮の移籍は、オリックスにとって新たな戦力となることが期待されます。また、プロテクトリストに関する話題は、選手の去就に大きな影響を与えるため、ファンにとっても興味深い点です。ベテラン選手が外れる可能性が高まる中で、若手選手の台頭が待たれる状況です。
キーワード解説
- プロテクトリストとは?選手が他の球団に移籍する際、元の球団が保護する選手を決定するリストのことを指します。通常、このリストには移籍させたくない重要な選手が登録されます。