巨人・泉口友汰の打撃に野村弘樹氏が語る、進塁とヒットのバランス

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東京ドームで行われたプロ野球の試合で、巨人がヤクルトを2-0で下した

6日の放送では、『ニッポン放送ショウアップナイター』の解説を務めた野村弘樹氏が、巨人の泉口友汰選手の第3打席について言及した

泉口は前の第2打席でセンター前に適時打を記録しており、好調の波に乗っていた

試合の5回、1アウトで二塁にランナーを置いた場面で泉口は、ヤクルトの先発投手アビラと対戦した

3ボール2ストライクのカウントから放たれた8球目はチェンジアップ

この球を打ちにいった泉口は、ボテボテのゴロを打ち、二塁走者の佐々木俊輔を三塁に進めることには成功した

野村氏はこの打撃について、「ランナーが二塁にいるため、引っ張りの意識が強くなったのだと思います

最悪、自分がアウトになってもランナーを進めたい気持ちがあったのでは」と分析した

続けて、「一番バッターであればこの選択肢も分かるが、3番にいる選手ですから、ヒットを狙っていくべきだと思います」と自身の見解を述べた

さらに野村氏は、「もし2番バッターであったなら進塁打も考慮されるかもしれません

しかし、3、4、5番目の打順は勝負をかけていくべき

ヒットが一番良い結果を生むわけですから、ちょっと強引に感じた」との意見を披露した

今回の試合において、泉口選手の果敢な打撃姿勢は評価される一方、進塁打を選択する判断が正しかったかどうかという点が議論されています。特に、打順に応じた打撃方針は選手にとって重要な要素であり、ヒットを狙うのか進塁を優先するのか、ケースバイケースの判断が求められます。
キーワード解説

  • 進塁打とは? 進塁打は、走者を進めるために打つ打球のことを指します。ヒットを狙うわけではなく、アウトになってでもランナーを進めることが最優先の状況で使用されます。
  • チェンジアップとは? チェンジアップは、投手が投げる球種の一つで、速球に比べて速度が遅く、打者を欺くために用いられます。変化球の一種であり、特に速球を受けた後の打者には効果的です。

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