ヤクルト・青柳、移籍後初登板で振るわずも課題を明確化

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 「イースタン、西武-ヤクルト」(8月10日、カーミニークフィールド)において、東京ヤクルトスワローズの青柳晃洋投手(31)が移籍後の初登板を果たし、結果は2回0/3で54球を投げ、3安打、4四球、3三振、2失点という内容だった

最速球速は142キロに達した

 青柳投手は初回に一死三塁の厳しい状況を迎えると、山村選手に二塁打を浴びて先制点を献上

その後は切り替え、セデーニョ選手や蛭間選手を変化球で連続空振り三振に仕留めた

しかし、二回には走者を出しながらも無失点で凌いだものの、三回にはまたも四球を与え、マウンドを降りた

 青柳投手は約3週間ぶりの実戦登板で「球数が多く、フォアボールも多かったため、内容は良くなかった」と自身のパフォーマンスに対する反省点を述べた

また、試合に出場したスタメンには左打者が7人もおり、「これだけの左バッターを相手にしたのは日本に戻ってきたという実感がある」と苦笑いする場面も見受けられた

 試合前には激しい雨が降っており、悪天候が懸念されていたが、青柳投手の登板時には影響がなく試合が行われた

これには「中止になるかと思ったが、無事に投げられて良かった」と笑顔を見せ、阪神時代から「雨柳」として知られる彼の存在感を改めて示した

今回の青柳投手の初登板は、思うような結果ではなかったが、彼自身が課題を明確にし、次回に活かす意識が感じられた。特に、左打者に対する苦手意識を払拭することが今後の成長につながると期待したい。雨の中での登板も影響を及ぼすことがあるが、彼が中止を心配していたことからも、選手としての責任感が伺える。今後の調整に注目したい。
キーワード解説

  • 青柳とは? 青柳晃洋は東京ヤクルトスワローズに所属するプロ野球の投手であり、移籍後初の実戦登板を果たした投手です。
  • フォアボールとは? フォアボールは、投手が四球を与えた際のことで、打者がボールを四つ受けた場合に一塁に進むことができるルールです。
  • 変化球とは? 変化球は、球の軌道や速度を変えるために投げられる球種のことで、バッターを欺くために使用されます。

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