初回には森下翔太外野手(24)が放った14号ソロホームランで先制、その後、佐藤輝明内野手(26)も21号ソロを軽快に決め、セ・リーグで打点トップを争う虎の3、4番が脅威を放ちました
さらに8回には森下がバックスクリーンへの15号ソロを放ち、試合の決定的なポイントとなりました
これにより阪神は7月に入ってから負けがなく、今季最多の貯金15を挙げました
また、セ・リーグ通算5000勝にも王手をかけています
日の落ちきらない横浜の空に映えたのは、森下の力強いバッティングでした
初回に放った2ランホームランの後、彼はベンチに戻ると、佐藤の打球を見て両手を挙げたほど嬉しそうでした
「(佐藤)輝さんと大山さんにつなげれば、何か起こると思っています
自分がそのつなぎ役になりたい」と語るように、森下は攻撃の原動力としての自信を深めていました
この試合では、森下が1死一塁から真ん中にきたチェンジアップを左中間に放り込む一方、佐藤は149キロの直球を右中間の観客席に運ぶ見事な連携を見せました
森下と佐藤のアベックホームランは、昨'année8月3日のDeNA戦以来のことで、今回も1回目に連続して得点を重ね、リベンジを果たしました
さらに森下は8回にもバックスクリーン方向にホームランを打ち、今季2度目の1試合2本塁打を達成しました
「こういう試合が増えるように頑張りたい」と意気込みを示す森下
彼の打撃センスが冴えわたり、試合を通して良い条件が重なった結果の独特なスイングが印象的でした
阪神の中軸3人、森下、佐藤、そして大山が共に打点を挙げる「打点そろい踏み」は今季7回目であり、彼らのコンビネーションがチームを牽引しています
阪神はこの試合で8連勝を達成し、貯金15は今シーズンの最多記録となりました
森下は「投手からリズムを作って野手も得点して、タイガースらしい攻撃ができている」と試合後に語り、満足そうな表情を見せました
今回の阪神の8連勝は、森下翔太の活躍が大きな要因となっています。彼のホームランとチームの連携は観衆を魅了し、負けなしの月を引き続き続けています。競争が激しくなっている打線からの刺激が、チーム全体に良い影響を与えることが期待されます。
キーワード解説
- ホームランとは?:本塁打とも呼ばれ、打者がボールを打ってから塁を一周して得点することを指します。
- 打点とは?:チームが得点を得る際に、その得点に貢献した打者の数を示す指標です。
- セ・リーグとは?:日本のプロ野球を構成する2つのリーグの1つで、パ・リーグがもう1つです。
- 連勝とは?:チームが試合を連続して勝つこと。連勝が続くことでチームの士気が高まります。