この試合は、ソフトバンクの〝樹木トリオ〟として知られるリリーフ陣が圧巻のパフォーマンスを披露した
樹木トリオの力強いリリーフ
試合の終盤、ソフトバンクは藤井皓哉、松本裕樹、杉山一樹という3人のピッチャーを起用し、西武打線を寄せ付けなかった藤井は8回表に登板し、2奪三振を記録
続く松本裕は8回裏で3奪三振を奪い、最後の9回には杉山が3者連続の奪三振で試合を締めた
合計で8つのアウトを三振で奪う完璧な投球ぶりを見せた
監督の信頼
小久保裕紀監督は試合後、「6回の時点で勝ち越ししていれば、かなり高い確率で逃げ切ることができる」と語り、樹木トリオへの絶対的な信頼を示した救援陣の不安を払拭
以前、守護神のオスナが6月中旬に戦列を離れ、救援陣は不安視されていたが、この日の好投で杉山は今季8セーブ目を記録した杉山は「(藤井と松本裕の)存在は大きい
2人が三振を取っていたので、めっちゃ火が付いた」と振り返った
過去の名リレーとの比較
ソフトバンクには以前、「SBM」や「JFK」といったイニシャルにちなんだ必勝リレーが存在したが、今季の樹木トリオも勝利の方程式として、リードを守り続けているソフトバンクの樹木トリオが西武戦で圧巻のパフォーマンスを見せたことは、チームの投手陣が信頼できるものであることの証明です。特に、監督の信頼感が選手たちのパフォーマンスに良い影響を与えているのかもしれません。これからもこのトリオには期待がかかります。
キーワード解説
- リリーフピッチャーとは?:試合の後半に登板して、主に試合を締める役割を持つ投手のことです。
- 奪三振とは?:ピッチャーがバッターを三球でアウトにすることを指し、特にスピーディなプレイを意味します。
- セーブとは?:リリーフピッチャーが試合の勝利を守るために登板し、勝利投手の資格を保つことです。
- ホールドとは?:リリーフピッチャーが勝利を保証しつつ、試合中にリードを保持する場合に付与される記録です。