ダルビッシュ選手の訪問を契機に、エスコンフィールドの観客動員数が増加。地域の街づくりと観光地化が進む中、ボールパークビジネスの新たな形が注目されている。
2023年11月8日、米大リーグのダルビッシュ有選手がこの球場を訪れ、SNSでその魅力を発信したことがきっかけで、開業から2年目を迎える2024シーズンも観客動員数が高まっている。
2023年の主催試合の観客動員は207万5734人で、1試合平均2万8830人と、札幌ドーム時代の記録を上回った。
エスコンフィールドを運営する株式会社ファイターズスポーツ&エンターテインメント(FSE)は、215億円の売上高を記録し、経常利益は約23億円に達した。
これにより、2023年はリーグ最下位から2位に躍進し、さらなる増収が期待されている。
エスコンフィールドが多くの人々を惹きつける理由は、単なる野球場ではなく、「ボールパーク」としての魅力を発信し、地域の街づくりや観光地化を進めている点にある。
球場のある北広島市は交通が不便な立地にありながら、様々な施設やサービスを提供し、試合のない日でも人々が訪れる工夫がなされている。
2023年の来場者346万人のうち、約40%が野球観戦以外の目的で訪れており、平日でも4500人、休日には1万人以上が訪れる。
さらに、エスコンフィールド周辺には分譲マンションが建設され、完売するなど、地域の発展が期待されている。
これらの取り組みが、ボールパークビジネスの新たな形を示し、地域の経済を活性化させていることが明らかになった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fcc73b980ac5ad86dfe83c6b35fa06dfcc19dbad
エスコンフィールドが試合のない日でも楽しめる場所として評価されており、家族連れや観光客が訪れることで賑わっている様子が伝えられていました。
特に、子供たちが「行ったことがある」と興奮する姿が印象的で、冬季に遊ぶ場所が限られている北海道において、良いアクティビティとなるとの意見が寄せられていました。
また、エスコンフィールド周辺の施設、特にFビレッジが進化していることが好評であり、SNSを活用した取り組みや、開業当初の不満点への対応も評価されていました。
アメリカでのボールパークの流れが日本でも進化し、広島のズムスタがその先駆けとなったことも指摘され、他都市でも同様の取り組みが求められていました。
官民の協力によって広い土地が確保され、収益を上げる仕組みが築かれていることも好意的に受け止められていました。
今後の発展が期待される一方で、エスコンフィールドの飲食店の混雑やアクセスの改善が求められる声もありました。
全体として、エスコンフィールドは地域にとって重要な存在となりつつあり、ファイターズの成功が他の球団にも良い影響を与える可能性があると感じられていました。
ネットコメントを一部抜粋
試合がなくてもまた行きたいくらい十分に楽しめました。
びっくり箱の様なワクワクがつまった場所に日々進化していますね。
官民どちらが良いか悪いかというような話ではなく、双方の強みを活かして造られたのがFビレッジだと思います。
入口入ってすぐに、グラウンドが広がる姿は圧巻でした。
エスコンは音響がかなり良いと思う。